EXHIBITIONS
木藤遼太「ある絵の続き / re-reconstruct」
WAITINGROOMで、木藤遼太による個展「ある絵の続き / re-reconstruct」が開催されている。
木藤は、「彫刻」というもっとも物質性の強いメディアを自身の制作手法の中心としつつも、「形のないかたちでつくられた彫刻」を模索しながら作品を制作しているアーティストだ。近年では、「東京藝術大学修了作品展」(2024)で発表した《82番目のポートレイト》や、「ICCアニュアル 2024 とても近い遠さ」(2024)で発表した《M.81の骨格——82番目のポートレイト》など、「音」を素材の中心に制作と発表をしてきた。
木藤自身にとって初の個展となる本展でも、近年の実践と地続きになった「音」を素材の中心とした新作を制作。瞬間芸術ともいわれる音楽を、いかにして空間内に留めるのか。この問いとともに「永遠性」についても考えながら、何度でも組み直せるように設計された格子状の彫刻、そこを行き来するように流れる音源、物理的な記録媒体=彫刻としてのレコード作品が、インスタレーション作品としてギャラリー空間内に展開される。
木藤は、「彫刻」というもっとも物質性の強いメディアを自身の制作手法の中心としつつも、「形のないかたちでつくられた彫刻」を模索しながら作品を制作しているアーティストだ。近年では、「東京藝術大学修了作品展」(2024)で発表した《82番目のポートレイト》や、「ICCアニュアル 2024 とても近い遠さ」(2024)で発表した《M.81の骨格——82番目のポートレイト》など、「音」を素材の中心に制作と発表をしてきた。
木藤自身にとって初の個展となる本展でも、近年の実践と地続きになった「音」を素材の中心とした新作を制作。瞬間芸術ともいわれる音楽を、いかにして空間内に留めるのか。この問いとともに「永遠性」についても考えながら、何度でも組み直せるように設計された格子状の彫刻、そこを行き来するように流れる音源、物理的な記録媒体=彫刻としてのレコード作品が、インスタレーション作品としてギャラリー空間内に展開される。