EXHIBITIONS
アーティスト・イン・レジデンス プログラム2024 "SPINNING SCAPES"
青森公立大学 国際芸術センター青森で「アーティスト・イン・レジデンス プログラム2024 "SPINNING SCAPES"」が開催されている。
このアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムでは、現代美術分野のアーティストをはじめ、キュレーター、リサーチャーなどの文化芸術活動を行う表現者を対象として、展覧会、パフォーマンス、ワークショップ、トークなどの活動を、企画段階からリサーチ、設営、発表の実施、カタログでの記録と配布までACACが全面的に協働。展覧会の開催は必須ではないが、活動を広く知ってもらうために何らかの「交流プログラム」を実施することが必要となっている。
毎年変わるプログラムの名称は、ここに集う表現者の活動内容を規定するテーマではなく、あくまでもACACのAIRの現在形を考え、更新していくための指標となっている。今回の「SPINNING SCAPES」は、名詞と複合語をつくり「~の風景」の意となる「scape」に、勢いよく回転したり/させたり、糸を紡ぐ様子「spinning」を組みあわせたもの。
戦争や地震をはじめとする天災・人災は私たちの日常風景を一変させてしまう。昨今はそのような状況において、表現という手段で、世界に対し何を働きかけることが可能なのか考えさせられることも多くなっている。様々な表現者たちが世界各地からACACに集うことで、それぞれの速度や方法、軌跡などもまったく異なる運動が、地域住民や学生をはじめとする周囲の人々や環境を巻き込み、これまでにない光景を出現させる。そこから私たち一人ひとりが新たな景色を見出していくことで、このような世界を生き延びていくヒントのような何かについて、一緒に考え始める機会となっている。
参加アーティストは、八幡亜樹、浅野友理子、マギー・チュウ、ベアトリス・ディディエ。
このアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムでは、現代美術分野のアーティストをはじめ、キュレーター、リサーチャーなどの文化芸術活動を行う表現者を対象として、展覧会、パフォーマンス、ワークショップ、トークなどの活動を、企画段階からリサーチ、設営、発表の実施、カタログでの記録と配布までACACが全面的に協働。展覧会の開催は必須ではないが、活動を広く知ってもらうために何らかの「交流プログラム」を実施することが必要となっている。
毎年変わるプログラムの名称は、ここに集う表現者の活動内容を規定するテーマではなく、あくまでもACACのAIRの現在形を考え、更新していくための指標となっている。今回の「SPINNING SCAPES」は、名詞と複合語をつくり「~の風景」の意となる「scape」に、勢いよく回転したり/させたり、糸を紡ぐ様子「spinning」を組みあわせたもの。
戦争や地震をはじめとする天災・人災は私たちの日常風景を一変させてしまう。昨今はそのような状況において、表現という手段で、世界に対し何を働きかけることが可能なのか考えさせられることも多くなっている。様々な表現者たちが世界各地からACACに集うことで、それぞれの速度や方法、軌跡などもまったく異なる運動が、地域住民や学生をはじめとする周囲の人々や環境を巻き込み、これまでにない光景を出現させる。そこから私たち一人ひとりが新たな景色を見出していくことで、このような世界を生き延びていくヒントのような何かについて、一緒に考え始める機会となっている。
参加アーティストは、八幡亜樹、浅野友理子、マギー・チュウ、ベアトリス・ディディエ。