EXHIBITIONS
歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力
大阪中之島美術館で「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」が開催される。
江戸末期の浮世絵師、歌川国芳(1797〜1861)は、30歳代始めに『水滸伝』の英雄たちを描き、遅咲きの成功を手にした。それと同時に、美人画と役者絵を頂点とする当時の浮世絵界で、武者絵を新たに人気ジャンルへと押し上げた。3枚続きの大画面に大胆に描かれた武者絵、ユーモアや機知に富んだ戯画、西洋画法を取り入れた風景画など、様々に趣向を凝らして新風を吹き込み、豊国(三代)、広重と並ぶ人気絵師となった。
本展は国芳展の決定版として、武者絵や戯画をはじめとした幅広い画題の浮世絵版画や貴重な肉筆画など、約400点を展示する。大阪では13年ぶりの、大規模な個展だ。
江戸末期の浮世絵師、歌川国芳(1797〜1861)は、30歳代始めに『水滸伝』の英雄たちを描き、遅咲きの成功を手にした。それと同時に、美人画と役者絵を頂点とする当時の浮世絵界で、武者絵を新たに人気ジャンルへと押し上げた。3枚続きの大画面に大胆に描かれた武者絵、ユーモアや機知に富んだ戯画、西洋画法を取り入れた風景画など、様々に趣向を凝らして新風を吹き込み、豊国(三代)、広重と並ぶ人気絵師となった。
本展は国芳展の決定版として、武者絵や戯画をはじめとした幅広い画題の浮世絵版画や貴重な肉筆画など、約400点を展示する。大阪では13年ぶりの、大規模な個展だ。