EXHIBITIONS
國府理、佐藤稜、豊島鉄也「鳥の代わりに飛ぶもの」
実験スペース はしっこで、國府理、佐藤稜、豊島鉄也による展覧会「鳥の代わりに飛ぶもの」が開催されている。
本展は、美術家・國府理(こくふ・おさむ)の制作と作品を考え、各自の解釈のもとに継承していくことを念頭に企画。企画者の佐藤稜と豊島鉄也は國府とは約20歳の年齢差がある。両作家は、日本大学芸術学部美術学科に在籍した学生時代、美術学科彫刻コースが企画した國府の個展「KOKUFUMOBIL 回転する歯車は 並行世界の夢を見るか」(チカエコダ、日本大学芸術学部江古田校舎、2011)作品に触れ、本人と会い、その制作思考を自身の制作と重ねてきた。
國府の代名詞といえる装置的な動く彫刻を二人が制作しているわけではないが、國府の思考した自然環境と内燃機関=一見相反するふたつのパワーへの積極的な眼差しが二人の作品には強く反映されている。
本展は、没後10年となる國府理の制作をドローイングと映像で紹介。あわせて本展を企画した佐藤と豊島の新作を展示することで、國府理という稀有な才能を回顧ではなく、次世代へのメッセージとして展開する機会となる。
本展は、美術家・國府理(こくふ・おさむ)の制作と作品を考え、各自の解釈のもとに継承していくことを念頭に企画。企画者の佐藤稜と豊島鉄也は國府とは約20歳の年齢差がある。両作家は、日本大学芸術学部美術学科に在籍した学生時代、美術学科彫刻コースが企画した國府の個展「KOKUFUMOBIL 回転する歯車は 並行世界の夢を見るか」(チカエコダ、日本大学芸術学部江古田校舎、2011)作品に触れ、本人と会い、その制作思考を自身の制作と重ねてきた。
國府の代名詞といえる装置的な動く彫刻を二人が制作しているわけではないが、國府の思考した自然環境と内燃機関=一見相反するふたつのパワーへの積極的な眼差しが二人の作品には強く反映されている。
本展は、没後10年となる國府理の制作をドローイングと映像で紹介。あわせて本展を企画した佐藤と豊島の新作を展示することで、國府理という稀有な才能を回顧ではなく、次世代へのメッセージとして展開する機会となる。