EXHIBITIONS

企画展

生誕260年 世を観る眼 白醉庵・吉村観阿

2024.11.27 - 2025.01.19
 福岡市美術館で「企画展 生誕260年 世を観る眼 白醉庵・吉村観阿」が開催される。

 吉村観阿(1765〜1848)は、江戸時代後期、茶の湯道具の「目利き」として、大名茶人・松平不昧や新発田藩主・溝口家に出入りし、蔵品の 鑑定や数寄道具の取り次ぎで活躍した。そうした実績から観阿の箱書きはそれ自体が 価値となり、現代に至るまで高く評価されている。

 本展は観阿が大名茶人らに取り次いだ茶道具や、江戸における様々な文化人との交流を物語る資料を展観し、 知られざる目利きの足跡とその審美眼に迫る。