EXHIBITIONS

近代日本画の真髄 児玉希望 千変万化、 驚異の筆力展

2024.10.04 - 12.01

児玉希望 暮春 1930年 広島県立美術館

 広島県立美術館で「近代日本画の真髄 児玉希望 千変万化、 驚異の筆力展」が開催される。

 児玉希望(1898〜1971)は広島県生まれ。児玉は、師の川合玉堂から学んだ狩野派・四条派の技法をもとに、仏画、北宋画、大和絵、花鳥画、浮世絵、歴史画、油彩画、西洋絵画、水墨画、抽象絵画と、画派や画風・画題を横断して作品を制作した。児玉は、古典への探究や自由な発想、それを表現するための圧倒的な筆力により、多彩な画業を展開した。

 本展では、約120点の児玉作品に加え、師の玉堂や画壇の重鎮・横山大観、盟友・伊東深水ら関係の深い画家の作品もあわせて紹介。