EXHIBITIONS
太田市20周年記念事業 太田の美術 vol.5
赭土でつながる -大槻三好・正田二郎・正田壤-
太田市美術館・図書館で、太田市20周年記念事業 太田の美術 vol.5「赭土でつながる -大槻三好・正田二郎・正田壤-」が開催されている。
白い画面に、様式化された人物、昆虫などの生きものを配置した物語風の表現で知られる太田の画家・正田壤(1928〜2016)。2022年度、同館に正田壤によるスケッチブックや幼少期の作品など、未公開の資料が新たに寄贈された。
本展は、本資料の内2点に記載された「AKATUTI」という言葉を発端に、1930年から1934年に太田に存在した洋画同好会「赭土会(あかつちかい)」と、これに関わった太田の作家・大槻三好(1903〜1987)、正田二郎(1907〜1949)の作品を紹介し、その流れの先に正田壤の画業を見つめる機会としている。
本展開催のきっかけになった「AKATUTI」と記載のある正田壤のスケッチブックと、大槻や正田二郎が参加していた赭土会との関係は、現在は不明である。しかしながら、「あかつち」という名のもと、美術を志した作家たちが同地域にいたことから、本展では3名の作品を見つめる。太田で芽生え、育った文化の一断片に触れてみてほしい。
白い画面に、様式化された人物、昆虫などの生きものを配置した物語風の表現で知られる太田の画家・正田壤(1928〜2016)。2022年度、同館に正田壤によるスケッチブックや幼少期の作品など、未公開の資料が新たに寄贈された。
本展は、本資料の内2点に記載された「AKATUTI」という言葉を発端に、1930年から1934年に太田に存在した洋画同好会「赭土会(あかつちかい)」と、これに関わった太田の作家・大槻三好(1903〜1987)、正田二郎(1907〜1949)の作品を紹介し、その流れの先に正田壤の画業を見つめる機会としている。
本展開催のきっかけになった「AKATUTI」と記載のある正田壤のスケッチブックと、大槻や正田二郎が参加していた赭土会との関係は、現在は不明である。しかしながら、「あかつち」という名のもと、美術を志した作家たちが同地域にいたことから、本展では3名の作品を見つめる。太田で芽生え、育った文化の一断片に触れてみてほしい。