EXHIBITIONS
長沢秀之「『C通信Ⅱ』ネクロポリ- 島」
GALLERY MoMo 両国で、長沢秀之による個展「『C通信Ⅱ』ネクロポリ- 島」が開催されている。
本展は、2022年の個展『「C通信」— 目の記憶 -』の続編となる展示で、長沢がコロナ禍で見た夢をもとに描いた鉛筆ドローイングを写真に撮り、さらにPhotoshopで加工し、高機能プリンターでプリントアウトするという過程を経て展開してきた作品の展示となる。
前回の作品では「オレたち」がひとウサギに「ここは死者のこたつです。オマエらはここに入れない。なぜならボディをもっていないからだ。早く出て行け!」と言われ、あちこち彷徨うなかで、死者の世界、時空を超えた世界に入っていくという構成で制作された。しかし本展では、はじめから死者の街であるネクロポリに入っていく場面が描かれる。
長沢によれば、以前何回か訪れたことがあるイタリア・タルキニアのネクロポリの記憶が、ウクライナやガザの戦争とともに蘇ったと言い、前回の展示が、COVID-19からの「なぞかけ」に応えようとするものであったように、今回は戦争や死が「なぞかけ」として作品に反映されているという。
本展は、2022年の個展『「C通信」— 目の記憶 -』の続編となる展示で、長沢がコロナ禍で見た夢をもとに描いた鉛筆ドローイングを写真に撮り、さらにPhotoshopで加工し、高機能プリンターでプリントアウトするという過程を経て展開してきた作品の展示となる。
前回の作品では「オレたち」がひとウサギに「ここは死者のこたつです。オマエらはここに入れない。なぜならボディをもっていないからだ。早く出て行け!」と言われ、あちこち彷徨うなかで、死者の世界、時空を超えた世界に入っていくという構成で制作された。しかし本展では、はじめから死者の街であるネクロポリに入っていく場面が描かれる。
長沢によれば、以前何回か訪れたことがあるイタリア・タルキニアのネクロポリの記憶が、ウクライナやガザの戦争とともに蘇ったと言い、前回の展示が、COVID-19からの「なぞかけ」に応えようとするものであったように、今回は戦争や死が「なぞかけ」として作品に反映されているという。