EXHIBITIONS
大橋藍「一人の女性、一つの命」
BUoYで大橋藍の個展「一人の女性、一つの命」が開催される。
大橋は1993年神奈川県生まれ。既製品などのオブジェクトやパフォーマンス映像を中心に作品を制作。暴力や差別の問題について、当事者としての生きづらさを主題にしており、実際に経験した父親による家庭内暴力や勤務先で起きた日本人による中国人差別の問題などにこれまで取り組んできた。
また、作家という表現活動に関わる者としては決して避けることのできない表現の自由について考察する作品も制作している。大学の卒業展示(国立新美術館)で中国人差別についての作品が検閲にあい、参加した「あいちトリエンナーレ 2019 情の時代」では当該作品で「表現の不自由展・その後」に参加。
本展では飲酒運転によって命を落とした大橋の大学時代の友人、アーティストの濱口望の絵画作品を大橋がキュレーション。また、濱口の残された家族に取材し、当事者の苦しみをテーマとした映像作品群をあわせて発表する。濱口の命について考えることを通して、一人の女性の人生、ひいては一つのフェミニズムのあり方について考える機会となるだろう。
大橋は1993年神奈川県生まれ。既製品などのオブジェクトやパフォーマンス映像を中心に作品を制作。暴力や差別の問題について、当事者としての生きづらさを主題にしており、実際に経験した父親による家庭内暴力や勤務先で起きた日本人による中国人差別の問題などにこれまで取り組んできた。
また、作家という表現活動に関わる者としては決して避けることのできない表現の自由について考察する作品も制作している。大学の卒業展示(国立新美術館)で中国人差別についての作品が検閲にあい、参加した「あいちトリエンナーレ 2019 情の時代」では当該作品で「表現の不自由展・その後」に参加。
本展では飲酒運転によって命を落とした大橋の大学時代の友人、アーティストの濱口望の絵画作品を大橋がキュレーション。また、濱口の残された家族に取材し、当事者の苦しみをテーマとした映像作品群をあわせて発表する。濱口の命について考えることを通して、一人の女性の人生、ひいては一つのフェミニズムのあり方について考える機会となるだろう。