ゴッホと静物画―伝統から革新へ

　ＳＯＭＰＯ美術館で「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」が開催されている。

　本展覧会は17世紀オランダから20世紀初頭まで、ヨーロッパの静物画の流れのなかにゴッホを位置づけ、ゴッホが先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探る。

　本展では《ひまわり》《アイリス》をはじめ25点のゴッホ作品を紹介する。国内外25か所からの出展作品全69点のうち、25点がゴッホによる油彩画となる。また本展覧会では「ひまわり」に焦点をあてたコーナーを設け、ゴッホやそのほかの画家たちによる「ひまわり」を描いた作品を通して、彼らがこの主題を描いた理由に迫る。