EXHIBITIONS
赤木仁「洪水の前」展
Galerie LIBRAIRIE6/シス書店で第109回企画として、赤木仁の個展「洪水の前」展が開催されている。
赤木は1957年石川県生まれ。金子國義に師事し88年に独立する。展覧会を中心にフリーランスでエディトリアルの仕事にも携わる。またコシミハルのアシスタントディレクターなどを経て、文章など様々な表現方法で作品を発表し、93年の初個展「箱」以来、10才までの銅山跡での体験を神話化した作品を描き続けている。2000年には美術出版社より画家による第一作品集『洪水の前』を刊行、07年にはリトルモアより『AZUCHI あたまいっぱいの鹿』を刊行し出版記念展を開催した。18年には、チャコット株式会社による特別公演フォリー・バレリーヌ「秘密の旅」〈芸術・音楽監督/コシミハル〉のポスターに赤木の作品が起用された。
本展はアンドレ・カイヤット監督映画「洪水の前」(1954)にインスピレーションを受けて90年代より制作を続けるシリーズの新作展となる。赤木の代名詞的なシリーズ作品とも言える「あたまいっぱいの鹿」の多頭鹿たちも同作品のなかに新たに登場し、赤木の描く複数の独立した世界に関連性が垣間見えると言える。本展ではキャンバス作品に加え、ミニアチュールなど新作約25点を紹介する。
赤木は1957年石川県生まれ。金子國義に師事し88年に独立する。展覧会を中心にフリーランスでエディトリアルの仕事にも携わる。またコシミハルのアシスタントディレクターなどを経て、文章など様々な表現方法で作品を発表し、93年の初個展「箱」以来、10才までの銅山跡での体験を神話化した作品を描き続けている。2000年には美術出版社より画家による第一作品集『洪水の前』を刊行、07年にはリトルモアより『AZUCHI あたまいっぱいの鹿』を刊行し出版記念展を開催した。18年には、チャコット株式会社による特別公演フォリー・バレリーヌ「秘密の旅」〈芸術・音楽監督/コシミハル〉のポスターに赤木の作品が起用された。
本展はアンドレ・カイヤット監督映画「洪水の前」(1954)にインスピレーションを受けて90年代より制作を続けるシリーズの新作展となる。赤木の代名詞的なシリーズ作品とも言える「あたまいっぱいの鹿」の多頭鹿たちも同作品のなかに新たに登場し、赤木の描く複数の独立した世界に関連性が垣間見えると言える。本展ではキャンバス作品に加え、ミニアチュールなど新作約25点を紹介する。