EXHIBITIONS

子どもと不条理:それでも世界は生きるに値する

第Ⅰ期「子どもと戦争」

聖心女子大学4号館 BE*hive
2023.05.15 - 10.23

チラシ

 聖心女子大学4号館のBE*hiveで行われる展示「子どもと不条理:それでも世界は生きるに値する」の第Ⅰ期「子どもと戦争」が開催されている。

 現代は、気候変動による自然災害や戦争など、途上国や先進国を問わずに地球規模で問題が起き、ヴァルネラブルな子どもたちが窮地に追い込まれている時代と言える。本展では、工芸・美術作家の遠藤薫、作家・漫画家の小林エリカ、ノンフィクション作家の野村路子の作品を通して、戦争という不条理下で子どもたちは何を感じ、考え、表現したのかについて吟味し、改めて戦争の本質について問う。

 また、会期中にはアウシュヴィッツの中継地となったチェコスロヴァキアのテレジン収容所に暮らした子供たちの描いた絵をはじめ、戦争が何であるのかをいまに伝える様々な資料を題材に、「戦争と平和」について考えるワークショップも開催されるという。