EXHIBITIONS

ジェニファー・リー:セラミックとドローイング

2023.05.11 - 07.26

ジェニファー・リー 淡色、斑点の跡、斑点のあるオリーブ色、傾いた層
2022 手びねり彩色炻器 35.1 x 18.4 x 18.1 cm

ジェニファー・リー Blue, dark base, haloed olive traces, granite band, tilted
2021 手びねり彩色炻器 24.1 × 13.4 × 13 cm

ジェニファー・リー Pale, vanishing traces, dark speckled base, flashing
2022 手びねり彩色炻器 12.3 × 19 × 18.7 cm

ジェニファー・リー Mashiko 34 - 19
2019 轆轤成形炻器 5.5 × 5 × 4.8 cm

ジェニファー・リー JL 928(Dark metallic, haloes angled rust ring, traces, tilted shelf)
2023 鉛筆、ファブリアーノ紙 50.5 × 38.5 cm

 現代美術 艸居で 「ジェニファー・リー:セラミックとドローイング」が開催される。2015年と2018年に引き続き艸居では3度目の個展となる。

 ジェニファー・リーは2018年に第2回ロエベ・クラフト・プライズ賞を受賞し、国際的にもより大きな認識と評価を獲得した。2021年には陶芸への貢献が認められ、大英帝国勲章(OBE)を授与し、イギリスを代表するスタジオポタリーとしてルーシー・リー、ハンス・コパーに続く確固たる地位を築き、直近5年間には9作品がパブリックコレクションに収蔵された。1994年の初来日以降、21_21 DESIGN SIGHTでの 「U-Tsu-Wa」展(2009)、ささま国際陶芸祭への招聘(2013)、滋賀県陶芸の森での招聘滞在制作(2014、2015、2018)や、益子国際工芸交流事業での招聘滞在制作(2019)など、日本との関わりを深めている。

 本展は、5年ぶりの日本での展覧会となり、手びねりの器10点、湯呑み20点、陶板1点、ドローイング5点を展示する。