EXHIBITIONS

anonymous collection

鬼頭健吾

ZeroBase神宮前
2023.03.14 - 03.27
 ZeroBase神宮前で開催中の 「anonymous collection」にて、鬼頭健吾の個展が開催されている。

 本展は「アート作品そのものの純粋な鑑賞機会を一般にひらき、アートを世に問うこと」を目的とした非営利プロジェクト 「anonymous art project」の第6回目にあたる。これまで参加した作家には、高安醇、近藤大祐、Devan Shimoyama、Alexa Hatanaka、黒田アキがいる。

 鬼頭健吾は1977年愛知県生まれ。フラフープやシャンプーボトル、スカーフなど日常にありふれた既製品を使い、そのカラフルさ、鏡やラメの反射、またモーターによる動きなど回転や循環を取り入れた大規模なインスタレーションや、立体、絵画、写真など多様な表現方法を用いた作品を制作。

 主な展覧会に、「KAAT EXHIBITION 2022 鬼頭健吾Lines」(KAAT Kanagawa Art Theatre、2022)、「DOMANI: The Art of Tomorrow」(国立新美術館、2021)などがある。また、2021年3月に京都・岡崎に開廊したコマーシャルギャラリー 「MtK Contemporary Art」のディレクターを務めている。