EXHIBITIONS
田中功起
美術家・田中功起の個展が、ホールKeiryu(半兵衛麸五条ビル2階)で開催されている。京都で始動したアート・インスティテューション「Kyoto Interchange」の展覧会第2弾。
田中は1975年生まれ。ヴィデオや写真、サイト・スペシフィック・インスタレーション、あるいは介入的なプロジェクトなどの多様な芸術実践のなかで、シンプルな日常的行為のなかに潜む複数のコンテクストを明示しようと模索している。
本展では、田中による新作絵画6点が公開されている。Kyoto Interchangeのコンセプトであるアーティストによる自治的な展覧会制作を受けて、田中は作品の販売とその方法を自身によって決めた。その方法は、運営に対し積極的に介入するというものだ。
田中は、Kyoto Interchangeが2022年に始動したプロジェクトであることからまだ不十分な資金面に目を向け、それが未来の作家たちに不利益に働く可能性を懸念。田中の設定により、今回の新作絵画6点の売上の使途は、Kyoto Interchangeに今後参加するアーティストのフィーに限定される。
田中による絵画展は15年ぶり。さらに作家初となるNFT作品の販売も行う。なお田中自身への収益は、今後のKyoto Interchangeの活動の継続と発展に賭け、すべての作品の買い手が決まるまで本展の会期を延長していくという。
会期中にはイベントも実施。詳細はKyoto Interchangeのウェブサイトをチェックしてほしい。
田中は1975年生まれ。ヴィデオや写真、サイト・スペシフィック・インスタレーション、あるいは介入的なプロジェクトなどの多様な芸術実践のなかで、シンプルな日常的行為のなかに潜む複数のコンテクストを明示しようと模索している。
本展では、田中による新作絵画6点が公開されている。Kyoto Interchangeのコンセプトであるアーティストによる自治的な展覧会制作を受けて、田中は作品の販売とその方法を自身によって決めた。その方法は、運営に対し積極的に介入するというものだ。
田中は、Kyoto Interchangeが2022年に始動したプロジェクトであることからまだ不十分な資金面に目を向け、それが未来の作家たちに不利益に働く可能性を懸念。田中の設定により、今回の新作絵画6点の売上の使途は、Kyoto Interchangeに今後参加するアーティストのフィーに限定される。
田中による絵画展は15年ぶり。さらに作家初となるNFT作品の販売も行う。なお田中自身への収益は、今後のKyoto Interchangeの活動の継続と発展に賭け、すべての作品の買い手が決まるまで本展の会期を延長していくという。
会期中にはイベントも実施。詳細はKyoto Interchangeのウェブサイトをチェックしてほしい。