EXHIBITIONS
丸山直文「水を蹴る」
シュウゴアーツでは、画家・丸山直文の個展「水を蹴る」が開催される。
丸⼭は1964年新潟県⽣まれ。90年代以降の⽇本の重要なペインターの⼀⼈として第⼀線で活動し続けている。現在、武蔵野美術⼤学造形学部油絵学科教授。2008年には芸術選奨⽂部科学⼤⾂新⼈賞を受賞。東京を中心に、国内外の展覧会に多数参加している。
⽔を含んだ綿布にアクリル絵具を染み込ませて描くステイニング技法を⽤いた丸⼭の作品は、モチーフが柔らかく融解して時間も場所もはっきり表現されていない。具象でありながら抽象であり、主体/客体の境界も取り払われて、絵画と渾然⼀体となる境地へと⾒るものを誘う。丸⼭のこうした絵画表現は極めて理論的かつ誠実に、「絵画の内部にしか発⽣しない空間の可能性」の探究と実践によってつくり出されている。
シュウゴアーツでは2018年の「ラスコーと天気」以来、約4年ぶりの展示。前回発表したグレーの絵具のみを⽤いて制作された作品群を経て、本展では改めて多様な⾊彩の魅⼒も発揮し、3メートルを超える⼤作を含めた新作群を⼀挙に披露する。
丸⼭は1964年新潟県⽣まれ。90年代以降の⽇本の重要なペインターの⼀⼈として第⼀線で活動し続けている。現在、武蔵野美術⼤学造形学部油絵学科教授。2008年には芸術選奨⽂部科学⼤⾂新⼈賞を受賞。東京を中心に、国内外の展覧会に多数参加している。
⽔を含んだ綿布にアクリル絵具を染み込ませて描くステイニング技法を⽤いた丸⼭の作品は、モチーフが柔らかく融解して時間も場所もはっきり表現されていない。具象でありながら抽象であり、主体/客体の境界も取り払われて、絵画と渾然⼀体となる境地へと⾒るものを誘う。丸⼭のこうした絵画表現は極めて理論的かつ誠実に、「絵画の内部にしか発⽣しない空間の可能性」の探究と実践によってつくり出されている。
シュウゴアーツでは2018年の「ラスコーと天気」以来、約4年ぶりの展示。前回発表したグレーの絵具のみを⽤いて制作された作品群を経て、本展では改めて多様な⾊彩の魅⼒も発揮し、3メートルを超える⼤作を含めた新作群を⼀挙に披露する。