EXHIBITIONS
響きあうジャパニーズアート
―琳派・若冲 × 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ―
細見美術館で展覧会「響きあうジャパニーズアート―琳派・若冲 × 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ―」が開催。琳派や若冲の世界と鉄腕アトム、初⾳ミク、リラックマなどのキャラクターが時代を越えて共演する。
日本美の象徴といわれる琳派、そして傑出した個性の絵師・伊藤若冲。国内のみならず海外にも広く知られて人気の高いこれらの美術作品は、後世のクリエイターをも魅了し、創造の源泉となり続けてきた。
本展では、細見コレクションの琳派・若冲作品とともに、現代の日本画「琳音(りんね)」を紹介する。
「琳音」とは、細見良行(細見美術館館長)監修のもと、京都の呉服メーカーであり、日本画の工房でもある豊和堂のアートディレクターの山田晋也と、友禅絵師の平尾務が現代を描く日本画の制作プロジェクトだ。
出品作では、「初音ミク × 鶏」「鉄腕アトム × 富士山」「リラックマ × 磯馴松」などの組み合わせで融合し、日本のポップカルチャーを代表するキャラクターが、琳派や若冲など江戸時代の名画の一場面を借りて、あるいはモチーフの一部に成り代わって登場する。意表を衝くマッチングの妙、そして背景も主役もすべて手描きによって写し取った、絵師の筆技も見どころのひとつとなる。
なお本展は、2021年11月から2022年1月にかけて、国際交流基金の主催によりミュンヘン五大陸博物館で行われた展覧会「RIMPA FEAT. MANGA:Japanische Malerei aus der Sammlung Hosomi」の帰国記念展として開催される(※会期中、展示替えあり)。
日本美の象徴といわれる琳派、そして傑出した個性の絵師・伊藤若冲。国内のみならず海外にも広く知られて人気の高いこれらの美術作品は、後世のクリエイターをも魅了し、創造の源泉となり続けてきた。
本展では、細見コレクションの琳派・若冲作品とともに、現代の日本画「琳音(りんね)」を紹介する。
「琳音」とは、細見良行(細見美術館館長)監修のもと、京都の呉服メーカーであり、日本画の工房でもある豊和堂のアートディレクターの山田晋也と、友禅絵師の平尾務が現代を描く日本画の制作プロジェクトだ。
出品作では、「初音ミク × 鶏」「鉄腕アトム × 富士山」「リラックマ × 磯馴松」などの組み合わせで融合し、日本のポップカルチャーを代表するキャラクターが、琳派や若冲など江戸時代の名画の一場面を借りて、あるいはモチーフの一部に成り代わって登場する。意表を衝くマッチングの妙、そして背景も主役もすべて手描きによって写し取った、絵師の筆技も見どころのひとつとなる。
なお本展は、2021年11月から2022年1月にかけて、国際交流基金の主催によりミュンヘン五大陸博物館で行われた展覧会「RIMPA FEAT. MANGA:Japanische Malerei aus der Sammlung Hosomi」の帰国記念展として開催される(※会期中、展示替えあり)。