アール・ブリュット2022巡回展

「アール・ブリュット2022巡回展 かわるかたち いろいろな素材、さまざまな表現」が東京都渋谷公園通りギャラリーで開催される。

　フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェによって提唱された「アール・ブリュット」。今日では広く、専門的な美術の教育を受けていない人などによる、独自の発想や表現方法が注目されるアートを表する。

　本展は「かたち」をキーワードに、国内外で活躍の場を広げる作家10名による様々な表現を紹介。姿や形状、図柄、また、ものごとの様子や状態を表す時にも使われ、多様な意味合いを持つ「かたち」という言葉のように、多様な表現との出会いを通して、創造の根源的な魅力に迫る。

　出展作家は、青木尊、五十嵐朋之、稲田萌子、井上優、佐々木早苗、萩尾俊雄、濱中徹、本田雅啓、吉川秀昭、渡邉あや。

　なお本展覧会は、東京都渋谷公園通りギャラリーに続いて、練馬区立美術館 区民ギャラリー（10月27日〜11月2日）および府中市美術館 市民ギャラリー（11月25日〜12月4日）でサテライト展示を行うほか、八丈町多目的ホールおじゃれ（2022年8月2日）での出張イベントを予定している。