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高木正勝

Masakatsu Takagi

 高木正勝は1979年京都府生まれ。拠点である京都や海外の旅先で作家本人が撮影した映像をベースに、自ら作曲したアンビエント・ミュージックが融合する映像インスタレーションを制作する。古来の文化や世界各地の神話などにも関心を持ち、多摩美術大学芸術人類学研究所と共同で、人間と動物の関係を表現した作品《Homicevalo》(2008)なども発表。コンサートホールで展示、音楽、舞台芸術などを融合させた「Tai Rei Tei Rio(タイ・レイ・タイ・リオ)」プロジェクトでは、2008年のコンサートホールでの作品発表を起点にCD、記録映画の上映などを展開した。これまで参加した主な展覧会に「どろどろ、どろん 異界をめぐるアジアの現代美術」(広島市現代美術館、2009)、「東京アートミーティング トランスフォーメーション」(東京都現代美術館、2010)、「生きとし生けるもの」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡県、2016)など。