EXHIBITIONS

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展 

カタストロフと美術のちから展

2018.10.06 - 2019.01.20

オノ・ヨーコ 色を加えるペインティング(難民船) 1960 / 2016 「オノ・ヨーコ:インスタレーション・アンド・パフォーマンス」(マケドニア現代美術館、テッサロニキ、ギリシャ、2016)での展示風景

Chim↑Pom REAL TIMES 2011年 森美術館蔵

宮本隆司 KOBE 1995 After the Earthquake―神戸市長田区 1995 森美術館蔵

宮本隆司 KOBE 1995 After the Earthquake―神戸市長田区 1995 森美術館蔵

ジリアン・ウェアリング  「誰かがあなたに言わせたがっていることじゃなくて、あなたが彼らに言わせてみたいことのサイン」シリーズより 1992–93 Courtesy of Maureen Paley, London

加藤翼 The Lighthouses - 11.3 PROJECT(プロジェクトの記録写真) 2011 撮影=宮島径 Courtesy of Mujin-to Production

 森美術館の開館15周年を記念して、「カタストロフ(大惨事)」をテーマに、今日において美術が果たす役割をあらためて問い直す展覧会が開催される。
 
 本展は、2つのセクションで会場を構成し、惨事を美やユーモアをもって表現できる美術の特性に触れるとともに、破壊から創造を生み出し、負を正に転ずる美術の力に注目。作家たちが惨状や恐怖をどのように記録・再現し、他者と共有して未来に語り継ごうとしているのかを考察する。

 参加アーティストは、トーマス・ヒルシュホルン、モナ・ハトゥム、アイザック・ジュリアン、畠山直哉、宮本隆司、Swoon(スウーン)、加藤翼、平川恒太ほか、ベテランから若手作家までが揃う。