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荒木飛呂彦

Hirohiko Araki

 荒木飛呂彦は1960年宮城県生まれ。マンガ家。80年に『武装ポーカー』が第20回手塚賞(主催=集英社)準入選に選ばれ、同作品で『週刊少年ジャンプ』にてデビューする(当時は荒木利之名義)。初連載は『魔少年ビーティー』(1983)。87年より『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの連載を開始。物語全体のテーマを「人間讃歌」としており、個性的なキャラクターと、最初の主人公からその子孫たちへ、代替わりしながらストーリーが展開される独特の世界観は、国内外に根強いファンを持つ。2003年に初個展「JOJO IN PARIS」をパリで開催。12年には同シリーズの第1部よりテレビアニメの放送がスタートする。13年、シリーズ第8部にあたる『ジョジョリオン』(2011〜)で「第17回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門大賞を受賞。17年、第4部の実写化映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が上映される。18年に「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が国立新美術館(東京)などを巡回。20年、「東京2020公式アートポスター」の制作に参加。