日本最大規模の芸術祭として知られる「瀬戸内国際芸術祭」。瀬戸内海の島や周辺港を会場に、2010年から3年おきに開催されており、16年の前回開催では、参加作家数は226組(初回から継続して展示されている作品を含む)、来場者数は春・夏・秋の3つの会期で延べ100万人を越えた。
4回目の開催となる次回は、前回に続き「海の復権」をテーマに掲げ、19年4月に開幕。これに向けて、参加作品としてのアートプロジェクトの公募が行われる。
募集内容は、サイトスペシフィックな作品やイベント、パフォーマンスから、「食」や「ものづくり」にまつわるプロジェクトなど幅広く、その他自由提案も可。また、招待作家との区別なく作品を発表できるのも魅力のひとつだ。審査は総合プロデューサーの福武總一郎と総合ディレクターの北川フラムによって行われ、結果は18年3月下旬以降に順次発表される。