SERIES / ポーラ美術館開館20周年。拡張するコレクションの魅力を紐解く - 2022.6.24中条あやみがポーラ美術館で見出したアートの多様な楽しみ方中条あやみこの日は梅雨の晴れ間に恵まれた。ロニ・ホーン《鳥葬(箱根)》(2017-2018)は森のなかに佇む展示室へ降りるエスカレーターからはケリス・ウィン・エヴァンスのネオン作品《照明用ガス⋯(眼科医の証人による)》(2015)が鑑賞できるポーラ美術館を象徴する作品のひとつ、ルノワールの《レースの帽子の少女》(1891)展示風景より、モネ《セーヌ河の日没、冬》(1880)とジョアン・ミッチェル《無題(ヴェトゥイユのセーヌ河の眺め)》(1970-1971) Photo (C)Ken KATO真っ赤な人物が目を引くマルコ・デル・レの《赤い室内》(2011)柔らかな色彩の坂本繁二郎《母仔馬》(1960)に思わず笑みがこぼれる田中敦子の《’89A》(1989)を鑑賞する中条あやみ白髪一雄の《泥錫》(1987)と《波濤》(1987)パット・ステア《カルミング・ウォーターフォール》(1989)を見つめる右から、ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》(1987)とクロード・モネ《睡蓮の池》(1899)リヒター《抽象絵画(649-2)》(1987)をじっくり見つめるカラーフィールド・ペインティングを代表する作家、モーリス・ルイス《ベス・ザイン》(1959)。その色の迫力に圧倒される三島喜美代のセラミック作品に興味津々10 / 14 記事にもどる 編集部