NEWS / REPORT - 2026.9.5「共時的星叢──時を共にした星たち 越境する芸術のまなざし」(東京都現代美術館)開幕レポート。無数の星々の営みが語る、もうひとつの近代第3章「シュルレアリスムの時差」の展示風景第1章「翻訳と創造のはざまで」の展示風景。空間には反射する素材が用いられており、複数の関係性の交差する本展の有り様を示す壁面右から、陳澄波《手足スケッチ─26.5.28》(1926)紙に木炭、《嘉義公園一景》(1934)キャンバスに油彩第2章「幻想に包まれた都市」は、工業化や都市化に伴う機械文明の興りを象徴するような、金属質な素材を用いた幾何学的な空間設計となっている第2章「幻想に包まれた都市」の展示風景第3章「シュルレアリスムの時差」の展示の様子中央右にあるのは阿部金剛の《風景》(1933)。風車詩社の詩誌では、阿倍のこの絵画をもとにした図像的なカットが制作されており、受容と展開の一例として見ることができる第4章「故郷/私 とはなにか」の展示風景。中央にあるのは黄土水《釈迦出山》(原型:1926 / 鋳造:1997)ブロンズ 台北市立美術館右は郷原古統《春の庭》(1937)紙に彩墨 台北市立美術館黄亜歴、李国漢《共時的星叢─映像04》(2026)マルチチャンネル映像&サウンドインスタレーション 39分12秒黄亜歴、李国漢《共時的星叢─映像05》(2026)シングルチャンネル映像インスタレーション 5分5秒 第5章「描いた/描かせたのは誰か」の展示風景手前は李澤藩《出征の見送り》(1938)紙に水彩 李澤藩美術館鶴田吾郎《義勇隊を送る高砂族》(1944)キャンバスに油彩 東京国立近代美術館(アメリカ合衆国より無期限貸与)第6章「長い白夜」の展示風景。空間の一部には調光フィルムが施されており、透明と不透明が切り替え音とともに一変する。当時の台湾の不安定な情勢を象徴するような空間設計だ許深州《青嵐》(1953)紙に膠彩 桃園市立美術館16 / 16 記事にもどる 編集部