「マリー・アントワネット・スタイル」(横浜美術館)開幕レポート。アントワネットの「モード」はいかに継承されたのか 右手前3点がミレーナ・カノネロによる映画『マリー・アントワネット』(ソフィア・コッポラ監督、2006)の衣装。マカロンの色彩に影響を受けデザインされたという ジャン=フランソワ・ジャニネ(ジャン=バティスト=アンドレ・ゴーティエ=ダゴティの作品による)《フランスおよびナヴァールの王妃、オーストリアのマリー・アントワネット》(1777、原作:1775) V&A 会場に設置された池田理代子『ベルサイユのばら』とのコラボレーションによるフォトスポット 右手前がローブ・ア・ラ・フランセーズ(1760年代、1770年代に加工)フランス製 V&A。左奥からローブ・ア・ラングレーズ(1780–85、プリント地:1780年代/1785–90に加工)V&A、ローブ・ア・ラ・フランセーズ(1760年代)スコットランド製 文化学園服飾博物館(展示期間~9月30日) 右からレオポルト・フィステラーによるドレスの装飾(1764発注)ロシア製 V&A、エグレット(1750年代)ポルトガル製 V&A。ダイヤモンドがふんだんに用いられている 作者不詳(フェリックス・ルコントの作品による)《王妃マリー・アントワネット》(1790-1810、原作1783)リヴァプール国立博物館群レディ・リーヴァー美術館。28歳のアントワネットをモデルにした胸像をもとに、没後に制作されたもの。オリジナルの作品はヴェルサイユ宮殿の王妃の寝室の暖炉のうえに飾られている ジャン=バティスト=クロード・スネ《マリー・アントワネットの肘かけ椅子(4点組の1点)》(1788) V&A。小花柄、背もたれの上にバラとギンバイカで円形に縁取られたマリー・アントワネットのイニシャルのモノグラム「MA」があしらわれている 《扇 母と息子》(1780年代)フランス製 V&A。1781年、アントワネットは世継ぎとなる王太子を出産。記念の扇が数多く制作された ジャン=ジャック・ラグルネ(弟)、ルイ=シモン・ボワゾ《乳房ボウル》(1787)セーヴル磁器製作所(フランス)国立陶磁博物館、セーヴル。古代の乳房型の杯「マストス」に着想したこの器は、母乳が子育てにおいて重要であるという啓蒙主義以降の価値観をよく表している フランス革命で用いられたギロチンの刃(1791-93頃)フランス製 マダム・タッソー・ロンドン・アーカイヴ。マリー・アントワネットの処刑に使われたと伝えられている 斬首後に型取りしたとされるマリー・アントワネットの蠟製胸像の写真[複製]。処刑日に型取りされたといわれるデスマスクは、1925年までロンドンの蝋人形館、マダム・タッソー館で展示されていた ピエール=ポール・アモン《皇后ウジェニー》(1850年代)東京富士美術館。当時人気だったドイツ人画家、フランツ・ヴィンター・ハルターが皇帝と皇后を描いた肖像画(焼失)を画家たちに複製させたうちのひとつ。ウジェニーはアントワネットと同様に宝石を愛し、そのスタイルを復元して流行させた 左からメゾン・ウォルト《仮装ドレス》(1897)V&A、《ドレスとペチコート》(1870–1910、1774–80年のドレスを加工)スコットランド製(絹地:フランス製) V&A、《前掛け付イヴニングドレス》(1840年代、前掛け:1780–1800の絹地の再利用)パリ製 前掛け:ボワヴァン・ジュヌ V&A、「ウジェニー皇后陛下の衣裳」(『フェミナ」1911年2月15日号)個人蔵、《ドレス》(1868)イギリス製 V&A、右2点は《皇后ウジェニーの昼用ボディス》 ジャンヌ・ランバン《イヴニング・ドレス「ローブ・ド・スティル」》(1922-23頃)V&A。王妃のシュミーズ・ドレスを大胆に解釈して立体的な造形をつくり出している 左がロバート・ポリドリ《マリー・アントワネットの浴室、ヴェルサイユ》(2006)協力:フラワーズ・ギャラリー、右が《ケイト・モス、リッツ・パリにて(サラ・バートンのデザインのアレキサンダー・マックイーンのドレス、ヴァンクリーフ&アーペルのネックレス、ジュリアン・ディスのヘッドドレス)》(2012、『ヴォーグ』アメリカ版2012年4月号掲載)ティム・ウォーカー 左から《アニメ柄トワル・ド・ジュイのミニ・パニエドレスと共布のブーツ》《ローブ・ア・ラ・フランセーズ風ガウンとジーンズ》《黄色のケーキドレス》《ピンクのケーキドレス》(2020、すべてジェレミー・スコットによるモスキーノ 2020-21秋冬コレクションより)モスキーノ 《フローラル・ドレス》(2025、アレッサンドロ・ミケーレによるヴァレンティノ2025春オートクチュールコレクション、ルック7)ヴァレンティノ「眩暈」オートクチュール2025コレクション、《イヴニングドレス「アウレリオ(輝き)」》(2021、アーデム・モラリオグルによるアーデム2022春夏コレクション)アーデム、《ルック9》(2024、アーデムによるアーデム2025春夏コレクション)V&A 右手前3点がミレーナ・カノネロによる映画『マリー・アントワネット』(2005-06ソフィア・コッポラ監督、2006)の衣装 個人蔵(ザ・ワン・コスチュームズ)、奥2点左からマーマレード《マーマレードのマリー・アントワネット・ドラァグ・アンサンブル》(2024)ジャック・W. M. ボートン(マーマレード)、映画『泥棒成金』(アルフレッド・ヒッチコック監督、1955)の《グレース・ケリー着用の仮装舞踏会ドレス》(1954-55)ジーン・ロンドン・キョウコ・ベイカーほか
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編集部