藝大での学びの特徴のひとつに、卒業制作の一環として描かれる自画像がある。取手館および取手収蔵棟には、この自画像が収蔵され始めた1898年頃から、現在に至るまでの卒業生の自画像が約7000件も収められている。
ひとつ目のセクション「自画像:1925→2025」では、この自画像を1925年、1975年、1993年(取手キャンパス開校後初の卒業年)、2025年といった4つの時代に分けて展示。100年間の変遷を俯瞰できる構成となっており、フォーマットや表現方法に時代性がはっきりと表れている点も興味深い。





















