「Detour Tokyo」(21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3)開幕レポート。1冊のノートブックが紡ぐ様々な物語【3/3ページ】

 サンネは、「参加者は著名なアーティストだけではありません。学生やシェフ、デザイナーなど、様々な人々が自らの物語を寄せているのです。これは一部の芸術家のための展示ではなく、『私たち自身』を映す場なのです」と強調する。

 日常に寄り添うものだけでなく、人々の経験や感情を媒介し、個別の物語を芸術として立ち上げるノートブック。そこから始まる様々な物語を、ぜひ会場で目撃してほしい。

展示風景より、松本陽介(三宅デザイン事務所)《視点3|NOTE-A-NOTE 展開》(2025、部分)
展示風景より、名和晃平《Catalyst#25》(2025)
展示風景より、清川あさみ《Specimens of Sensation ー 感覚の標本》(2025)
展示風景より、森永邦彦《黒い表紙、それは無限の可能性を秘めた空間》(2025)
展示風景より、中村哲也《Drawn to the sky》(2025)
展示風景より、ローレン・サイ《A Song For Astrid》(2025)

編集部