NEWS / REPORT - 2022.6.20これまでとはまったく異なる「ドクメンタ」。「ドクメンタ15」が伝えるものとは何か?(前編)メイン会場のフリデリチアヌム美術館アウエスタジアムで開催された「ドクメンタ15」のプレスカンファレンスの様子ルアルンパのメンバーがスタッフや参加アーティストたちに感謝の言葉を送り、会場は大盛り上がりスタッフや参加アーティストたちも集まった。今回はSobat-Sobat(インドネシア語で友達)と呼ばれるビジターガイドたちも重要な役割を果たすメイン会場のひとつ、「ドクメンタハレ」の入口。ケニア共和国の首都ナイロビから参加しているコレクティブ、WAJAKUUART PROJECTがトタンで覆ったWAJAKUUART PROJECTの展示。彼らがナイロビで子供たちとつくった作品だタイのコレクティブ、BAAN NOORG COLLABORATIVE ARTS & CULTUREがつくった共有のスケートボード場では、タイとカッセルのスケーターの交流も。誰でも使うことができるフリデリチアヌム美術館の柱にはダン・ペルジョヴスキの絵が描かれているフリデリチアヌム美術館の前庭。インドネシアのコレクティブ、TARING PADIがカッセルの子供たちとつくった段ボールの人形で埋め尽くされていたフリデリチアヌム美術館の1階は「ルルキッズ」と呼ばれる子供向けのワークショップコーナーになっていたルルキッズでのWAJAKUUART PROJECTと子供とのワークショップの様子フリデリチアヌム美術館内にあるアーティストの作業所。自由に誰でも使うことができるドクメンタハレの外には、バングラデシュ、ダッカのコレクティブ、Britto Arts Trustによる共有ガーデンとキッチンが。「100の食文化を100日間プレゼンテーションする」と意気込む栗林隆とCINEMA CARAVANの《元気炉》。読んだり考えたりすることもなく、ただここに居て、感じるーと言う作品が今回少なかったこともあるのか、多くの人たちがオアシスのような作品と評していたのが印象的だった《元気炉》を内部から見たところ。蚊帳が外と内部を柔らかく分ける8 / 15 記事にもどる 編集部