これまでとはまったく異なる「ドクメンタ」。「ドクメンタ15」が伝えるものとは何か?(前編)
アウエスタジアムで開催された「ドクメンタ15」のプレスカンファレンスの様子 ルアルンパのメンバーがスタッフや参加アーティストたちに感謝の言葉を送り、会場は大盛り上がり スタッフや参加アーティストたちも集まった。今回はSobat-Sobat(インドネシア語で友達)と呼ばれるビジターガイドたちも重要な役割を果たす メイン会場のひとつ、「ドクメンタハレ」の入口。ケニア共和国の首都ナイロビから参加しているコレクティブ、WAJAKUUART PROJECTがトタンで覆った WAJAKUUART PROJECTの展示。彼らがナイロビで子供たちとつくった作品だ タイのコレクティブ、BAAN NOORG COLLABORATIVE ARTS & CULTUREがつくった共有のスケートボード場では、タイとカッセルのスケーターの交流も。誰でも使うことができる フリデリチアヌム美術館の柱にはダン・ペルジョヴスキの絵が描かれている フリデリチアヌム美術館の前庭。インドネシアのコレクティブ、TARING PADIがカッセルの子供たちとつくった段ボールの人形で埋め尽くされていた フリデリチアヌム美術館の1階は「ルルキッズ」と呼ばれる子供向けのワークショップコーナーになっていた ルルキッズでのWAJAKUUART PROJECTと子供とのワークショップの様子 フリデリチアヌム美術館内にあるアーティストの作業所。自由に誰でも使うことができる ドクメンタハレの外には、バングラデシュ、ダッカのコレクティブ、Britto Arts Trustによる共有ガーデンとキッチンが。「100の食文化を100日間プレゼンテーションする」と意気込む 栗林隆とCINEMA CARAVANの《元気炉》。読んだり考えたりすることもなく、ただここに居て、感じるーと言う作品が今回少なかったこともあるのか、多くの人たちがオアシスのような作品と評していたのが印象的だった 《元気炉》を内部から見たところ。蚊帳が外と内部を柔らかく分ける 4 / 15
編集部