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東京美術商協同組合が公式ECモールをリリース。50の美術商が出店

東京美術商協同組合は12月1日、同組合初となる公式ECモール「TSUNAGU 東京美術商協同組合」をリリースした。

TSUNAGU 東京美術商協同組合

 約500の組合員で構成される美術商の協同組合「東京美術商協同組合」が12月1日、初となる公式ECモール「TSUNAGU 東京美術商協同組合」をリリースした。

 東京美術商協同組合はこれまで、一般消費者向けの展示販売会として「東美正札会」(1952~)や「東美アートフェア」(1999~)などの催事を企画・運営しており、古美術や日本美術を中心に作品を扱ってきた。

  同組合によると、コロナ禍において各美術商のもとにオンラインでの美術品購入を希望する問い合わせが増加していることに加え、現代美術を中心にオンラインでのアート販売が堅調であることが 今回のECモールの立ち上げの背景にあるという。

 ECモールには東京美術商協同組合会員の美術商のみが出店しており、現在は繭山龍泉堂、古美術 木瓜、靖雅堂夏目美術店、小西大閑堂、しぶや黒田陶苑、ギャラリーぐんじ、西邑画廊などが参加。取り扱いジャンルは茶道具、日本画、洋画、版画、浮世絵、武具・刀剣、金工、仏教美術、鑑賞陶磁器、西洋骨董、近代工芸、漆芸品、現代アート、古書画と幅広い。

 東京美術商協同組合理事長・川島公之は今回のリリースについて、「組合に加入している美術商たちが参加することで、 安心感のある、 そして正しい美術品購入の『入口』を提供し、 美術愛好家の皆様へ『繋げる』役割になれたら嬉しく思います」とのコメントを発表している。

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