グランプリは100万円! 「シェル美術賞2017」が7月1日より作品募集を開始

昭和シェル石油は、次世代を担う若手作家のための公募展「シェル美術賞展2017」を12月に開催、7月1日より作品募集を始める。

「シェル美術賞展2016」の様子

 「シェル美術賞」は、美術界に大きな影響を与えたシェル美術賞(1956~81年)、および昭和シェル現代美術賞(1996~2001年)の合計31回の実績を経て、2003年に再開、今年で46回目の開催となる現代美術の公募展。

 次世代を担う若手作家のための美術賞であり、完全公募制で実施している。創設61年目となる今年は、島敦彦(金沢21世紀美術館館長)、新藤淳(国立西洋美術館研究員)、能勢陽子(豊田市美術館学芸員)、橋爪彩(アーティスト、多摩美術大学絵画学科油画専攻非常勤講師)、藪前知子(東京都現代美術館学芸員)の5名が審査員となり、グランプリ1点(賞金100万円)ほか審査員賞5点(各30万円)などを選出する。

 また今回は、学生支援として「学生特別賞の設定」「出品料の割引」「展覧会入場無料」の3企画を新たに実施。グランプリ・審査員賞以外の作品から、将来を期待する学生に、学生特別賞(賞金10万円)を贈呈する。さらに専門学校・大学・大学院生は出品料が1点につき1000円の割引(高校生は無料)になるほか、専門学校・大学・大学院生以下の学生は、展覧会入場料が無料、図録購入が半額になるといった学生には嬉しいサポートも。

 この機会に「若手作家の登竜門」に応募してみてはいかがだろうか。なお、受賞・入選作品を全点展示する「シェル美術賞展」は、2017年12月13日~25日に六本木の国立新美術館で開催される。

編集部

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