BEAMSでアートやデザイン、カルチャーを発信するレーベル「トーキョー カルチャート by ビームス(TOKYO CULTUART by BEAMS)」が、オラファー・エリアソンとのコレボレーション商品を7月25日に発売した。
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オラファー・エリアソンはデンマーク・コペンハーゲン出身の現代アーティスト。現在、東京都現代美術館で「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」を開催し、話題を集めている。アートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みで国際的な評価を得てきたオラファー。
今回のコラボレート商品開発は、ひとりあたりの使い捨てプラスチックの廃棄量が世界2位の日本において、オラファーからのリクエストにより、ペットボトル再生原料を使用したリサイクルポリエステル糸100パーセントのシャツに、環境負荷や人体への影響が強いとされるPVC(ポリ塩化ビニル)を不使用のインクで、本人のメッセージがプリントされている。グラフィックデザインはロンドンを拠点に活動するアートディレクター、ピーター・スティットソンが担当した。
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メッセージは2種類で、「My non-human friend survived the sixth extinction and all I got was this stupid T-shirt」(6度の大絶滅を生きながらえた“非ヒト動物”の友達からのお土産は、このつまらないTシャツだった)と「Remember when glaciers were cool?(氷河ってクールだったよね?)」。それぞれ4サイズ(S〜XL)、2色(白、黒)の展開だ。
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今回のプロジェクトは、オラファー・エリアソンの理念や展覧会をより広く認知させることを目的としたもので、東京都現代美術館のミュージアムショップ「ナディッフ コンテンポラリィ(NADiff contemporary)」と連携した、スタジオ・オラファー・エリアソン公認の取り組みとなっている。
販売店舗はナディッフ コンテンポラリィのほか、トーキョーカルチャートby ビームス、ビームス ジャパン、ビームス ジャパン渋谷、ビームス ジャパン京都、ビームス公式オンラインショップ。
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