北京の「木木美術館」(M WOODS)が任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」にオープンしたバーチャル美術館に次ぎ、ロサンゼルスのJ・ポール・ゲティ美術館が同ゲーム内に自分だけの美術館をつくることができるツールを公開した。
同館が開発した「Animal Crossing Art Generator(どうぶつの森アートジェネレーター)」は、ゲティ美術館のオープンアクセスのコレクションに所蔵するあらゆる作品の画像を、「どうぶつの森」にインポートしてミニアートワークに変換することができるツール。コレクションのなかから作品を選択し、生成されたQRコードをスキャンすることで、ゲーム内の洋服や壁紙、キャンバスなどに使うことができるというものだ。
また、デジタルアーカイブで画像を公開・共有するための国際的な規格「IIIF(International Image Interoperability Framework)」に対応したほかの美術館・博物館の作品画像も、このジェネレーターを通じてゲーム内にインポートすることができる。
>>詳しい手順はこちら
ダウンロードできる作品には、モネやマネ、ゴッホ、セザンヌ、レンブラントなどの作品も含まれている。現実では自分の家で飾ることは難しいこれらの名画。「あつまれ 動物の森」で存分に飾って楽しんでみたい。