「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」(大阪中之島美術館)開幕レポート
大阪中之島美術館で、江戸時代末期に活躍した浮世絵師・歌川国芳の画業を紹介する大規模な展覧会「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」がスタートした。会期は2025年2月24日まで。
大阪中之島美術館で、江戸時代末期に活躍した浮世絵師・歌川国芳の画業を紹介する大規模な展覧会「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」がスタートした。会期は2025年2月24日まで。
雨宮庸介の東京初となる美術館個展が、ワタリウム美術館で開幕した。25年にわたる彼のアートの歩みをたどる本展では、1999年の初期作品から最新のVR作品まで多彩な作品が展示され、現実と非現実、過去と未来が交錯する新たな視点を提示している。
阪神・淡路大震災から30年の節目となる2025年を前に、兵庫県立美術館で阪神・淡路大震災30年 企画展「1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち」が開幕した。会期は25年3月9日まで。
東京都現代美術館で、音楽家・アーティスト、坂本龍一(1952〜2023)の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する日本初の最大規模の個展「坂本龍一|音を視る 時を聴く」が開幕した。
建築家・谷口吉生が12月16日に亡くなった。87歳だった。
21_21 DESIGN SIGHTが「ラーメンどんぶり展」を開催する。本展では、美濃焼のラーメン丼を中心に、アーティストやデザイナーが手がけたオリジナル作品や、ラーメンの文化と歴史を深掘りする展示が行われる。会期は2025年3月7日〜6月15日。
「VOCA展2025」でグランプリとなるVOCA賞に宮本華子の《在る家の日常》が選ばれた。
東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルで、デジタルアートを通して浮世絵に親しめるイマーシブ・ミュージアム「動き出す浮世絵展 TOKYO」が開催される。会期は12月21日〜3月31日。
今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
国立工芸館で、工芸やデザインを特徴づける「反復」「偶然」といった2つの性質に注目してコレクションを読み解く展覧会「反復と偶然展」が開催されている。会期は2025年2月24日まで。
四半世紀にわたり、世界各地で400近い展覧会に参加してきた現代アーティスト・塩田千春。その欧州で最大規模の個展となる「魂がふるえる」がグラン・パレで幕を開けた。異なる文化圏で多くの観客を魅了してきた塩田の作品が、パリではどのように注目されているのか──現地からリポートする。
ディア芸術財団は、ロバート・スミッソンの《スパイラル・ジェッティ》(1970)がアメリカの国家歴史登録財に登録されたことを発表した。この認定は、作品の長期的な保存と文化的意義を高めることに新たな力を与えることが期待されている。
神奈川・箱根のポーラ美術館の西洋絵画から現代美術までのコレクションを紹介する展覧会「印象・派対 : ポーラ美術館コレクション 印象派から現代アートへ」が、中国・上海の上海博物館で開催される。会期は2025年1月22日〜4月21日。
2012年から20年までクリスティーズ・アジアの社長兼会長を務めたレベッカ・ウェイが、新しいアートアドバイザリー会社「Wei & Associates」を立ち上げた。チームメンバーには、東京、ロンドン、台北を拠点とするアドバイザーも名を連ねている。
2024年、クリスティーズは57億ドル(約8745億円)というグローバル売上を達成した。とくにアジア市場では新規購入者の増加や香港での新本社オープン、日本市場での象徴的な取引など、重要な進展が見られた。
リクルートホールディングスが運営するアートセンターBUGで、企画展「バグスクール2024:野性の都市」が12月18日より開催されている。7人のアーティストらによるグループ展や、それにあわせて実施される多数の参加型プログラム、そして会場では作品購入もすることができるといったこの複合的なアートプロジェクトについて、BUGの運営を担当する小林祐希と石井貴子、そしてゲストキュレーターとしてプロジェクトの立ち上げから関わる池田佳穂に語りあってもらった。
麻布台ヒルズ ギャラリーで開催されている「ポケモン×工芸展」で12月26日に展示替えが行われ、7つの新作が登場する。
2025年9月26日から開催が予定されている国際現代美術展「岡山芸術交流2025」の鑑賞料が無料化される。
東京・銀座のギャラリー小柳で「マーク・マンダース|Silent Studio」が開催される。会期は12月18日〜2025年3月8日。
兵庫県立美術館で2025年3月29日より開催予定の「パウル・クレー展──創造をめぐる星座」。その展示構成や関連イベントなどの続報が発表された。