TPAM(ティーパム)は、1995年に「東京芸術見本市(Tokyo Performing Arts Market)」として開始。現在は、舞台芸術に取り組む国内外のプロフェッショナルが公演を行い、舞台芸術の創造・普及・活性化のための場「TPAM-国際舞台芸術ミーティング in 横浜」として知られている。
また、15年よりアジアへの視点を強化し、国際共同制作に参画。TPAMでの上演をきっかけにアジアの作品が世界へ招かれるなど、アジアでもっとも影響力のある舞台芸術プラットフォームのひとつへと成長した。
TPAMを構成するプログラムは、公演プログラム「TPAMディレクション」、交流プログラム「TPAMエクスチェンジ」、公募プログラム「TPAMフリンジ」の3つ。これらのほとんどは、関係者だけでなく一般の客も鑑賞、参加可能なものだ。
KAAT神奈川芸術劇場を中心に、コンタクト・ゴンゾ featuring スカイチャーチの「群衆の音像」(仮)や、「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」に参加したシンガポール出身の映像作家、ホー・ツーニェンによる『一頭あるいは数頭のトラ』など、多彩なプログラムが予定されている。