自らの「故郷」とは何か? 京都での個展に見る、注目の写真家・金サジの現在

関西を中心に活動する写真家・金サジが、アートスペース虹(京都)で個展を開催する。会期は11月28日〜12月10日。

金サジ 女(母) 2017 デジタル出力

 金サジは1981年京都府生まれ。「第39回公募キャノン写真新世紀2016」のグランプリを受賞し、東京都写真美術館で個展「満月の夜、男は墓を建て、女はぼっくりを食べる」(「写真新世紀2017展」内)を開催したほか、グループ展「showcase#6」などに参加した。

金サジ 双子 2017 デジタル出力

 自分の身体に先祖が体験してきた記憶が残っているのではないかと感じることがあるという金サジは、自らの「故郷」とは何かを考え続けている。

 アートスペース虹では3度目の個展となる本展で、近年注目されている写真家の現在を知ることができる。

編集部

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