この夏、宮城県石巻市と牡鹿半島を中心に、東北初のアートと食と音楽の総合芸術祭「Reborn-Art Festival 2017」が開催された。
本芸術祭のアートディレクションを行ったのはワタリウム美術館館長・和多利恵津子と同館代表・和多利浩一。石巻市街地や牡鹿半島の自然のなかで繰り広げられたアートは人々の話題となった。
現在ワタリウム美術館で開催中の「リボーンアート・フェスティバル 東京展 そこで何が起きていたのか? 」は、舞台を東京に移し、同フェスティバルの展示を再展示して紹介するもの。カオス*ラウンジ、名和晃平、カールステン・ニコライ、コンタクトゴンゾ、島袋道浩をはじめとする17組が作品を再構成して展示を行い、目、チン↑ポム、JRなど14組がドキュメント展示を行う。
「Reborn-Art Festival 2017」を体験できる最後の機会となる本展では、期間限定の食イベントなどが予定されており、現地で体験した人もそうでない人も楽しむことができる展覧会となっている。