バリー・マッギーが描き出す「今」。ワタリウム美術館で10年ぶりの展覧会を開催

「TWIST」のタグネームでも知られるグラフィティ・アーティストのバリー・マッギーが、パートナーのクレア・ロハスとともにワタリウム美術館で展覧会を開催中。会期は6月24日〜10月15日。

バリー・マッギー 無題 2014 Photo by Jay Jones Courtesy of Ratio 3, San Francisco and Cheim & Read, New York

 バリー・マッギーは1966年サンフランシスコ生まれ。「TWIST」というタグネームでも知られ、グラフィティ・アーティストとしてストリートで活躍するほか、サンフランシスコ近代美術館やベネツィア・ビエンナーレなど世界各地で展示を行っている。日本では、7月22日から宮城県石巻市で開催される「Reborn-Art Festival 2017」にも参加する。

 ワタリウム美術館での展覧会は、2007年に続き2回目。本展では、マッギーの新作大型インスタレーションのほか、マッギーのパートナーであるアーティストのクレア・ロハスの作品も合わせて展示。また、2人が現地で制作したコラボレーション作品も登場する。

 

 アメリカ社会が大きく揺れ動き、世界中の都市に緊迫した空気が流れる今、ストリートに自由を求めて制作を続けてきたバリー・マッギーが東京で発表する新作に注目が集まる。

編集部

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