現代アートチーム・目[mé]によるプロジェクト《まさゆめ》が、11月から12月にかけて東京の空に再び登場する。東京都と東京国際文化芸術祭実行委員会が主催する文化芸術祭「ARTE TOKYO」の特別企画として実施されるもので、11月21日・22日に奥多摩町、12月5日・6日に代々木公園で開催される。
2021年以来の再展示
《まさゆめ》は、目[mé]のメンバーである荒神明香が14歳のときに見た「巨大な人の顔が月のように浮かんでいる夢」に着想を得たプロジェクト。世界中から集められた実在する人々の顔のなかからひとりを選び、その顔を巨大な立体物として空に浮かべるというものだ。
2021年には、東京都の文化プログラム「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」の一環として代々木公園などで実施。突如として東京の空に現れた巨大な顔は、日常の風景を一変させる作品として大きな話題を呼んだ。その後、2023年にはポルトガル・リスボン、2024年にはスペイン・マドリードでも実施され、世界各地で展開されてきた。
今回、初めての実施場所となるのは奥多摩町だ。都心とは異なる山々の稜線を背景に、巨大な顔が浮かぶ光景が出現する。掲揚場所は奥多摩総合運動公園で、奥多摩町立氷川小学校の校庭が観覧場所として開放される。観覧は無料で予約は不要となる。
続く12月には、2021年に作品が発表された代々木公園に5年ぶりに登場。中央広場を会場に、早朝から午前中にかけて作品が掲揚される予定だ。
《まさゆめ》は、「個人」の顔が「公」の風景に出現することで、私たちが日常的に見慣れた都市や風景のあり方を揺さぶる作品でもある。コロナ禍の2021年に発表されたこの作品が、社会や都市の変化を経た2026年、どのような光景を生み出すのか注目したい。
なお、作品の掲揚は天候や風の影響によって中止となる場合がある。実施状況は「ARTE TOKYO」の公式SNSで随時発信される。





















