国立新美術館が、開館20周年を記念する展覧会「国立新美術館 開館20周年記念展(仮)」を開催する。会期は2027年4月21日〜7月26日。
2007年の開館以来、同館で開催されてきた約140の展覧会で紹介されたアーティストの試みに光を当て、「who, where, when, what, how, why」という6つの疑問詞を手がかりに、19世紀から現代まで、アートの枠組みを広げてきた表現を見つめ直す。出品作はすべて、全国の国立美術館が長年にわたって収集してきたコレクションから選ばれる。
コレクションを持たない国立新美術館、その20年
国立新美術館は2007年、独立行政法人国立美術館に属する5番目の施設として開館した。自館のコレクションを持たず、国内最大級となる約1万4000平方メートルの展示スペースを生かしながら、国内外の幅広い展覧会を開催してきたほか、美術に関する情報や資料の収集・公開、教育普及プログラム、国際文化交流などを展開してきた。

今回の記念展では、そうした20年間の活動のなかで紹介されてきたアーティストの実践を改めて取り上げる。これまでの展覧会を単純に回顧するのではなく、過去に紹介してきた表現を現在の視点から見つめ直す構成となる。
6つの疑問詞から、アートと世界を見つめ直す
展覧会の軸となるのは、「who(誰)」「where(どこ)」「when(いつ)」「what(何)」「how(どのように)」「why(なぜ)」という6つの疑問詞だ。19世紀から現代に至るまで、異なる時代や地域のアーティストが、世界や社会をどのように捉え、それをどのような方法で表現へと結びつけてきたのかを、6つの問いを通して見ていく。

本展は、国立新美術館がこれまで開催してきた展覧会の歴史と、国立美術館各館が形成してきたコレクションというふたつの蓄積を重ね合わせるものとなる。19世紀から現代までの作品を通して、時代や地域によって移り変わってきた芸術表現と、それらが映し出してきた世界のあり方を紹介する。























