1年を通し3期に分けて開催。アーツトワダの10周年記念展に鈴木康広、目【mé】、津田道子ら参加

2020年で完成から10周年を迎える青森県十和田市の「アーツトワダ」。これを記念する展覧会「インター + プレイ」が、1年を通し3期に分けて内容を変えながら開催される。会場は十和田市現代美術館。会期は2020年4月18日〜8月30日(第1期)、9月19日〜2021年1月11日(第2期)、21年1月23日〜5月30日(第3期)。

参考作品 目【mé】 景体 2019 「六本木クロッシング2019」展示風景 Photo by Takahiro Tsushima

 青森県十和田市のシンボルロードである官庁街通りをまるごと美術館に見立てた「アーツトワダ」が、2020年をもって完成から10周年を迎える。十和田市現代美術館は、このアーツトワダの中核施設として、アートが持つ驚きの体験と最先端のアートを発信し、街との交流を通して創造性の相互作用を促進してきた。 

 今回、アーツトワダの10周年記念展「インター + プレイ」が、1年を通し3期に分けて内容を変えながら、十和田市現代美術館で開催される。本展では、鈴木康広や目【mé】、津田道子、evalaをはじめとする国内外の気鋭作家の作品を見ることができる。

 時代の先端的な表現と多様な人々を受け入れる包容力を併せ持つことを追い求めるアーツトワダ。1年という時間をかけて、私たちの身体、建築、街と社会の内側と外側に橋を架け、その間を繊細かつ自由に往還することで、生きる空間に新しい可能性を開くことを試みるという。

参考作品 津田道子 「オープン・スペース2016 メディア・コンシャス」展 展示風景(NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]、2016) 撮影=山本糾
参考作品 鈴木康広 空気の人 2007/2017

編集部

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