村田峰紀は1979年群馬県生まれ。原始的な身体所作によるドローイングパフォーマンス、そしてその結果から生み出されるインスタレーションや立体作品を制作、「引込線 2017」(所沢)や「Think Tank Lab Triennale, TWO STICKS」(ポーランド)などへの参加や、個展を通して発表してきた。
村田はその制作の際に目を閉じることで、自身の内側を見つめ、身体感覚を研ぎ澄ませる。本展では、一番近くに見えるものをテーマにした「Vision Inside」のシリーズを中心に、そのほかのシリーズもあわせて展示。所作や行為と結びついた、村田のドローイング表現を紹介する。