ボッテガ・ヴェネタがムービーアンソロジー「リフレクションズ」を発表。6作品でブランドの核を伝える

ラグジュアリーブランド「ボッテガ・ヴェネタ」が2018年春夏広告キャンペーンとしてムービーアンソロジー「リフレクションズ」を発表した。2月から4月にかけ6つの作品を順次公開する。

キャンペーンビジュアル Courtesy of Bottega Veneta

 2001年よりクリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーによって「アート・オブ・コラボレーション」と称したシーズナル広告キャンペーンを展開してきたボッテガ・ヴェネタ。同シリーズでは、ファッション・フォトの領域にとどまらない、ファインアートの写真家たちとトーマス・マイヤーがコラボレーションし、話題を集めてきた。

 デジタルを主体に置く今シーズンでは、「リフレクションズ」と題された動画によって構成。本キャンペーンは、6つの映像作品によるアンソロジー・シリーズとして公開され、各エピソードが「ボッテガ・ヴェネタのデザインの核となるミステリー・洗練・建築・センシュアリティ・シュールレアリスムを表現している」という。

 制作のディレクションは、これまでバレンシアガやヒューゴボス、バーバリーやプラダといったブランドのキャンペーンを手がけてきたファビアン・バロン。撮影監督にはアカデミー賞受賞経験を持つフィリップ・ル・スール、撮影セット監修には数々のショー演出を手がけてきたステファン・ベックマン、オリジナル・サウンドトラックの作曲にはレコード・プロデューサーで作曲家のジョニー・ジュエルと、豪華な制作陣が名を連ねていることも特徴だ。

 トーマス・マイヤーは「私たちはつねに、プロダクトやブランドについての物語を語ってきました。『アート・オブ・コラボレーション』は、私たちが顧客の皆様とつながり、思いのままに対話することを可能にしてくれます」とコメントしている。

 たんなる広告ではなく、連続する映像作品としても楽しめる今回の「リフレクションズ」。順次公開される映像と共に、独創的なボッテガ・ヴェネタの世界を堪能したい。

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