2018.1.31

ターナー賞のAssembleらが登壇。文化と都市の未来を議論するフォーラムが開催

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)が2月18日に、東京・青山のスパイラルホールで「新しい社会システムの表現者たち―領域を超えたアプローチが導く文化と都市の未来」と題したオープンフォーラムを開催。2015年にイギリスのターナー賞を受賞した「Assemble」のメンバーも登壇する。

左上から時計回りにチャン・フゥイ・シェン、フラン・エジャリー、芹沢高志(モデレーター)、ナカムラ ケンタ、マイケル・ルン

 「オープンフォーラム2018 新しい社会システムの表現者たち―領域を超えたアプローチが導く文化と都市の未来」と題された本フォーラムでは、東京をはじめ、イギリスや台湾、香港で既存の枠にとらわれない創造的な取り組みを行う若手を招聘。それぞれのユニークな活動を紹介するとともに、オープンな対話を通じて、2020年およびそれ以降にもつながる文化と都市の新たな可能性を探る。

 登壇者は2015年にイギリスでターナー賞を受賞した、建築家集団「Assemble(アセンブル)」の創設メンバーであるフラン・エジャリーをはじめ、香港で共同都市農業プロジェクト「The HK FARMers' Almanac 2014-2015」などを手がけるマイケル・ルン、台南を拠点にリスニング、芸術、言説分析の教育に焦点を当てたコミュニティー・スペース「Ting Shuo Hear Say」を共同運営しているチャン・フゥイ・シェン、そして求人サイト「日本仕事百貨」を企画運営するナカムラケンタの4名。モデレーターは「ヨコハマトリエンナーレ2005」キュレーターや「さいたまトリエンナーレ2016」ディレクターなどを務めてきた芹沢高志。

 フォーラムはオープニングトーク、プレゼンテーション、パネルディスカッションの3部構成。従来の領域や概念を超えた新しい活動について議論する。