
「ギヨーム・ブレッソン、ヴェルサイユ」展に見る、フランス具象絵画の現在地
ヴェルサイユ宮殿で、現代具象画家ギヨーム・ブレッソン(Guillaume Bresson)を招いた展覧会が開幕した。ブレッソンは1982年南仏トゥールーズ生まれ。米国ニューヨークを拠点に活動し、油絵の古典技法を追求した表現で社会の光と影を描く。西洋絵画の過去と現在のまなざしの交錯について、現地からリポートする。

ヴェルサイユ宮殿で、現代具象画家ギヨーム・ブレッソン(Guillaume Bresson)を招いた展覧会が開幕した。ブレッソンは1982年南仏トゥールーズ生まれ。米国ニューヨークを拠点に活動し、油絵の古典技法を追求した表現で社会の光と影を描く。西洋絵画の過去と現在のまなざしの交錯について、現地からリポートする。

金沢の国立工芸館で、「国立工芸館☆春待ちスペシャル たんけん!こども工芸館」が2月から3月にかけて開催。Adobe Foundationとの協働で、子供やその家族といった来館者のための多様なプログラムが展開される予定だ。

東京都写真美術館で、恵比寿映像祭2025「第2回コミッション・プロジェクト」のファイナリストに選出された小田香、小森はるか、永田康祐、牧原依里による新作展示が3月23日まで開催中。最終審査の結果、特別賞は小森はるかに決定した。

みずほ銀行と京都芸術大学が、みずほ銀行京都支店130周年記念事業として展覧会「Skeptically Curious:価値の変成をめぐる複数の試み」を開催する。

柳幸典のヨーロッパ初となる大回顧展「ICARUS」が、ミラノのピレリ・ハンガービコッカで開催される。柳の代表作と新作が一堂に会し、巨大な展示空間を活かした没入型インスタレーションが展開される。会期は3月27日〜7月27日。

アーティゾン美術館で「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」が3月1日〜6月1日に開催。同展は、個々のアーティストでもあり、パートナー関係にもあったゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプを取り上げ、パートナーシップの上にいかなる創作の可能性を見出せるかを再考するものとなる。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)で、企画展「猪熊弦一郎博覧会」が開催される。会期は4月12日~7月6日。

東京都渋谷公園通りギャラリーで、「今村遼佑×光島貴之 感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト 〈感覚の点P〉展」が開幕した。会期は5月11日まで。

サントリー美術館で「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」がスタートした。会期は4月13日まで。

25歳という短い人生ながらも、後世に大きな影響を与えた画家オーブリー・ビアズリー。その回顧展「異端の奇才―ビアズリー」が三菱一号館美術館で始まった。会期は5月11日まで。

ロエベ財団が2016年より行っている「ロエベ財団 クラフトプライズ」。その第8回のファイナリスト30名が発表された。日本からは昨年に続き、国別最多となる5名のファイナリストが選出されている。

18世紀〜20世紀の女性アーティストたちを可視化するため、彼女たちの功績についてのコンテンツをウェブサイトで無料公開している「Archives of Women Artists, Research and Exhibitions」(AWARE)。そのウェブサイトの日本語セクションが開設され、記者発表会が東京都内で行われた。

アイ・ウェイウェイの個展「アイ・ウェイウェイ:ア・ニューチャプター」がロンドンのリッソン・ギャラリーでスタートした。会期は3月15日まで。その様子をレポートする。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

振付家・ダンサーのダミアン・ジャレと彫刻家・名和晃平のコラボレーションによるシアターピースの第4作《MIRAGE [transitory]》が昨秋、福岡・博多で初演を迎えた。

今年6月にスイス・バーゼルで開催される世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」が、出展ギャラリーを発表した。42ヶ国から291のギャラリーが出展し、日本からはKAYOKOYUKIとKOSAKU KANECHIKAが初出展する。

森美術館で「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」展が開幕した。会期は2025年2月13日〜6月8日。

東京・京橋のアーティゾン美術館で、硲伊之助の東京で初めてとなる回顧展が開催される。

2月22日〜24日、東京のkudan houseで「CURATION⇄FAIR Tokyo」の第2部となるアートフェア「Art Kudan 2025」が開催される。国内外の名だたるギャラリーが集結し、古美術から現代美術、工芸まで多彩な作品が展示される。

大阪市此花区の梅香・四貫島周辺を拠点とするアートプロジェクト「水門」で、梅田哲也による個展が開催される。