人気のブース①: あなたの日常に寄り添う、一生モノのアート
一点物のアクセサリーをつくる「アトリエSOS」は、初回からデザインフェスタに参加し続けている唯一のチームです。オーナーの遠山さんは出展し続ける理由を「責任感」だと語ります。
例えばピアスなら、片方無くしてしまったらもう使えないのが普通。でも、また次のデザインフェスタに来ればアトリエSOSのブースがあって、もう一つつくり直してもらえるのです。世界に一つだけのアクセサリーを一生使い続けることができる、これ以上の贅沢があるでしょうか。
人気のブース②: ファッション業界の厄介者を目指す、"kawaii"原宿ユニット
奇抜だけれど、なんだかカワイイ。そんな「Co.2」ブースの作風は、まるでおもちゃ箱をひっくり返したようにポップです。ユニット名は出展者のイニシャルと、自然環境における二酸化炭素のように、ファッション業界にとっての「厄介者」になりたい、という思いから着想されました。
作風は、2000年頃の原宿ストリート・ファッションに影響されているそうです。遊び心いっぱいの彼らのフィールドは、服飾だけでなく白塗りユニット・バンドとしてライブ活動もしています。「好きなものを詰めこんで、人目を意識せず楽しくつくって!」と、學展に出展する若者にエールの言葉をいただきました。
人気のブース③: マニアだけのものじゃない! もっと広がれ、ソフビの世界
「ソフビ」とは、ソフトビニール製のフィギュアのこと。仲間で共同出展しているという「そふび道」には、ブースいっぱいに個性豊かなソフビが、所狭しと並んでいます。
ハイクオリティな作品は、ドラマの撮影に使用されることも。普段のお客さんは常連の方が多いとのことですが、デザインフェスタでは色んな人に目に止めてもらえるのが嬉しいとお話ししてくださいました。まだまだインディーズなソフビの世界を、世の中の人々にもっと知ってもらうことが目標だそうです。
人気のブース④: 職人が魅せる、エンターテインメント・ショー
67歳の芳賀一洋さんはミニチュアの職人で、主に1940年代のパリをモチーフに作品をつくっています。一つひとつのミニチュアの店は連作となっていて、全体でパリの街並みを表現しています。
現在は30ほどの店があり、今も増やし続けているそうです。その細密さと、人の姿が目に浮かぶようなリアリティーのある造形には、誰もが想像をかきたてられます。これは、見る人が監督になれる、エンターテインメント・ショーの舞台なのです。この小さな街では、これからも無数の物語が繰り広げられることでしょう。
第2回では、私たちのオススメのブースを紹介します。
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名前:デザインフェスタ vol.41
会期:2015年5月16日~17日
場所:東京ビッグサイト
住所:東京都江東区有明3-11-1
名前:第2回 万国学生藝術展覧祭(學展)
会期:2015年8月8日〜9日
場所:東京ビッグサイト
住所:東京都江東区有明3-11-1
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名前:學展事務局
電話番号:03-3479-1827
メール:info@gakuten.jp
URL:http://www.gakuten.jp/
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學展について取材したスペシャルページ「學展 じぶん発見!」も公開中。併せてお楽しみください。