EXHIBITIONS

VOCA展2022

現代美術の展望─新しい平面の作家たち

2022.03.11 - 03.30

「VOCA展2022」ポスター

 現代美術における若手作家の登竜門「VOCA展」は、1994年の初開催以来、全国の美術館学芸員やジャーナリストらから推薦を受けた、将来有望な若手作家を紹介してきた。

 上野の森美術館で開催される「VOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」では、新進気鋭の作家33名(組)が出品。このなかから、川内理香子の《Raining Forest》がグランプリとなるVOCA賞を受賞。VOCA奨励賞には鎌田友介、近藤亜樹、VOCA佳作賞には谷澤紗和子、堀江栞の作品が、また大原美術館賞には小森紀綱の作品が選ばれた。

 出品作家は、泉川のはな、大関智子、尾関諒、加藤笑平、鎌田友介、川内理香子、川島崇志、木浦奈津子、小森紀綱、是恒さくら、近藤亜樹、THE COPY TRAVELERS、齋藤春佳、柵瀨茉莉子、塩原有佳、System of Culture、髙田裕大、多田圭佑、舘田美玖、谷澤紗和子、張小船 Boat ZHANG、手嶋勇気、長原勲、野原万里絵、平田尚也、藤田紗衣、堀江栞、水上愛美、武藤江美奈、村田啓、むらたちひろ、本山ゆかり、ユアサエボシ。

 また2023年の「VOCA展」30周年に向けて、本展に協賛している第一生命保険株式会社のロビーにて、同社収蔵の受賞作品を公開。今年は、1994〜2022年までのVOCA賞受賞作品29点すべてを公開する「VOCA 30 Years Story / Tokyo」(3月11日~11月30日)を開催する。