EXHIBITIONS
特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ―三輪山信仰のみほとけ」
奈良国立博物館で特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ―三輪山信仰のみほとけ」が開催される。
奈良県桜井市にある聖林寺の国宝《十一面観音菩薩立像》は、天平彫刻の名作で、日本を代表する仏像のひとつ。法隆寺の国宝《地蔵菩薩立像》などとともに、江戸時代までは同市の大神神社に祀られていた。
大神神社は本殿を持たず、三輪山を拝む自然信仰をいまに伝えているが、奈良時代以降には仏教の影響を受けて神社に付属する寺(大神寺、のちに大御輪寺に改称)や仏像がつくられた。
本展では、大御輪寺にあった仏像や大神神社の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品なども展示。《十一面観音菩薩立像》が奈良国立博物館で展示されるのは、1998年の特別展「天平」以来24年ぶりとなる。
奈良県桜井市にある聖林寺の国宝《十一面観音菩薩立像》は、天平彫刻の名作で、日本を代表する仏像のひとつ。法隆寺の国宝《地蔵菩薩立像》などとともに、江戸時代までは同市の大神神社に祀られていた。
大神神社は本殿を持たず、三輪山を拝む自然信仰をいまに伝えているが、奈良時代以降には仏教の影響を受けて神社に付属する寺(大神寺、のちに大御輪寺に改称)や仏像がつくられた。
本展では、大御輪寺にあった仏像や大神神社の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品なども展示。《十一面観音菩薩立像》が奈良国立博物館で展示されるのは、1998年の特別展「天平」以来24年ぶりとなる。

