EXHIBITIONS
冨安由真 個展「The Doom」
現実と非現実の狭間を体験させるインスタレーションで注目されるアーティスト、冨安由真の個展「The Doom」がアートフロントギャラリーで開催される。
冨安は1983年広島県生まれ。東京都在住。2012年にロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ、ファインアート科を、17年に東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻を修了。主な受賞歴に、第12回 shiseido art egg入選(2018)、第21回岡本太郎現代芸術賞特別賞(2018)がある。冨安は現在、金沢21世紀美術館の「アペルト」シリーズで個展(~2022年3月21日)を開催し、「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス 2020+」(~12月26日)にも参加中だ。
冨安は、不可視なものに対する知覚を鑑賞者に疑似的に体験させる作品を制作。心霊現象や超常現象、夢の世界など、科学によっては説明できないような人間の深層心理や不可視なものに対する知覚を疑似体験させるその空間演出は、鑑賞者を現実と虚構とが交錯する幻想世界へと誘う。
不可解であるがゆえに排除し、忌避してしまいがちな私たちの社会にあって、「よくわからないものの中にこそ、大事なことが潜んでいる」と冨安は信じ、視覚だけでなく、五感や、時に第六感を使いながら、鑑賞者が体感し体験することに価値を置く作品を創造する。
本展は、作家が幼少期に見た夢をもとに制作した、金沢21世紀美術館の「アペルト15」で展示中の《The Pale Horse 蒼ざめた馬》に連なるもの。アートフロントギャラリーの展示空間が、見る者と世界への認識を揺さぶる新たな知覚体験の部屋へと変容する。冨安の普遍的なテーマのひとつである 「現実と非現実の狭間」「違和感の創出」を部屋型のインスタレーション作品を通して追求するとともに、絵画や彫刻作品も展観する。
冨安は1983年広島県生まれ。東京都在住。2012年にロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ、ファインアート科を、17年に東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻を修了。主な受賞歴に、第12回 shiseido art egg入選(2018)、第21回岡本太郎現代芸術賞特別賞(2018)がある。冨安は現在、金沢21世紀美術館の「アペルト」シリーズで個展(~2022年3月21日)を開催し、「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス 2020+」(~12月26日)にも参加中だ。
冨安は、不可視なものに対する知覚を鑑賞者に疑似的に体験させる作品を制作。心霊現象や超常現象、夢の世界など、科学によっては説明できないような人間の深層心理や不可視なものに対する知覚を疑似体験させるその空間演出は、鑑賞者を現実と虚構とが交錯する幻想世界へと誘う。
不可解であるがゆえに排除し、忌避してしまいがちな私たちの社会にあって、「よくわからないものの中にこそ、大事なことが潜んでいる」と冨安は信じ、視覚だけでなく、五感や、時に第六感を使いながら、鑑賞者が体感し体験することに価値を置く作品を創造する。
本展は、作家が幼少期に見た夢をもとに制作した、金沢21世紀美術館の「アペルト15」で展示中の《The Pale Horse 蒼ざめた馬》に連なるもの。アートフロントギャラリーの展示空間が、見る者と世界への認識を揺さぶる新たな知覚体験の部屋へと変容する。冨安の普遍的なテーマのひとつである 「現実と非現実の狭間」「違和感の創出」を部屋型のインスタレーション作品を通して追求するとともに、絵画や彫刻作品も展観する。