EXHIBITIONS
野田弘志新作展 神仙沼 - 保木将夫氏に捧ぐ -
ホキ美術館は「野田弘志新作展 神仙沼 - 保木将夫氏に捧ぐ -」を開催する。本展では、画家・野田弘志が構想を含め5~6年の歳月をかけて完成させた大作、北海道西部ニセコの山岳丘陵地域の大自然とその神秘を描いた《神仙沼―保木将夫氏に捧ぐ―》を中心に展示する。
80代を迎えてなお描き続け、日本の写実絵画を代表する画家のひとり・野田弘志。1996年に北海道にアトリエを構え、広島市立大学教授を退官後、本格的に北海道へ移り住んだ野田は、「生と死」をテーマとしながらこれまで北海道で数々の風景を描いてきた。
有珠郡にある画家のアトリエから車で2時間ほど、海抜750メートルの高原に位置するニセコ山系のなかでも神秘的な神仙沼。数年にわたって通ううちに、野田はそこここに、厳しい自然のなかの生と死を見出し、この風景を大きな絵にしたいという構想を膨らませていった。
《神仙沼―保木将夫氏に捧ぐ―》は2021年6月に逝去したホキ美術館創設者・保木将夫が存命中に完成を望みながら叶わなかった作品。風景画の最後の1枚と考える写実の大作として、画家がアトリエを構える北海道の雄大かつ厳しい自然のなかで見つけた生と死をここに描ききり、発表する。本作は、野田が北海道・有珠山の噴火を描いた迫力ある《蒼天》と並び、ホキ美術館から動かすことのできない展示作品となる。
また本展の会期中には「永遠の瞬間」と題し、五味文彦、青木敏郎、小尾修の新作計8点を含む、斬新な静物画約40点を紹介するほか、ホキ美術館が 40歳以下の作家に向けて主催する「プラチナ大賞」の第2回作品展も開催。20〜80代までの現代作家による、約120点の写実絵画を鑑賞できる機会となる。
80代を迎えてなお描き続け、日本の写実絵画を代表する画家のひとり・野田弘志。1996年に北海道にアトリエを構え、広島市立大学教授を退官後、本格的に北海道へ移り住んだ野田は、「生と死」をテーマとしながらこれまで北海道で数々の風景を描いてきた。
有珠郡にある画家のアトリエから車で2時間ほど、海抜750メートルの高原に位置するニセコ山系のなかでも神秘的な神仙沼。数年にわたって通ううちに、野田はそこここに、厳しい自然のなかの生と死を見出し、この風景を大きな絵にしたいという構想を膨らませていった。
《神仙沼―保木将夫氏に捧ぐ―》は2021年6月に逝去したホキ美術館創設者・保木将夫が存命中に完成を望みながら叶わなかった作品。風景画の最後の1枚と考える写実の大作として、画家がアトリエを構える北海道の雄大かつ厳しい自然のなかで見つけた生と死をここに描ききり、発表する。本作は、野田が北海道・有珠山の噴火を描いた迫力ある《蒼天》と並び、ホキ美術館から動かすことのできない展示作品となる。
また本展の会期中には「永遠の瞬間」と題し、五味文彦、青木敏郎、小尾修の新作計8点を含む、斬新な静物画約40点を紹介するほか、ホキ美術館が 40歳以下の作家に向けて主催する「プラチナ大賞」の第2回作品展も開催。20〜80代までの現代作家による、約120点の写実絵画を鑑賞できる機会となる。